ロミロミは、古代ハワイアンの医療として発達し、ハワイ諸島それぞれの地域で手のひら、前腕、指、指関節、肘、膝、足、棒やポハク（石）を使用して行うなど、異なったアプローチ・やり方が発展し、伝承されていました。

アメリカに併合する際にハワイの伝統文化は禁止され、ロミロミも一時表から姿を消していましたが、古代ハワイアンにより大切に受け継がれ守られてきました。

ハワイが人気のリゾート地になると、ハワイの伝統文化が少しずつ復活していきました。ロミロミもアンティ・マーガレット氏により、スパやサロンで気軽に受けられる現代のリラクゼーションとして世に初めて紹介されました。

今日でも元気を回復し、病気を予防するリラクゼーション（Hoʻoponopono Massage）として人気を博しています。

 

ハワイでは自然に神聖な力があるとされています。その神聖な力はマナと呼ばれており、薬草やオイル、ポハクなどにもマナが宿り人々の健康を守ってくれるとされ、人々の健康を回復させてくださいと祈り、ロミロミを行いました。

現代のスパやサロンでは儀式的なことは行いませんが、セラピストは心の中でお客様が元気になりますようにと願いを込めてロミロミを行います。

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ハワイの自然豊かでマナ溢れる中でのロミロミを遠く離れた日本で完全再現するのは難しいですが、ハワイのマナが宿る植物で作られたハワイアンアロマオイルはサロンの中に小さなハワイを作り出すことが可能です。

豊かな南国の香り、心地よいハワイアンミュージック、寄せては返す波のようなのタッチング・・・ストレスと疲労の溜まりやすい現代において、ロミロミは今もなお元気を回復する癒しのトリートメントです。